レオス・カラックス『アネット』観てきた
YCAMでレオス・カラックスの『アネット』を観てきた。主演はアダム・ドライバー。
そういえば少し前に『ハウス・オブ・グッチ』を見たが,準主役はアダム・ドライバーだった。以前観た『パターソン』も良かったし,とりあえず,アダム・ドライバーが出ている作品に外れ無し。
人気絶頂のコメディアン,ヘンリー・マクヘンリー(アダム・ドライバー)とオペラ歌手アン(マリオン・コティヤール)が結婚,二人の間に娘,アネットが生まれる。
幸せな生活は逆にヘンリーの心を蝕む。
ヘンリーとアンは関係修復を考えて船旅に出るが,嵐の中,悲劇が起こる。
そして,その悲劇の直後に奇跡が…。
映画のかなりの部分,アダム・ドライバーがパンツ一丁で肉体美を披露。
レオス・カラックスお得意の暴力的で歪んだ愛。映像美とドラマチックな音楽。140分があっという間に過ぎ去る素晴らしいミュージカル映画だ。
この夏,YCAM爆音映画祭でも上映することになっているので,ぜひもう一度観たかったのだが,スケジュールが合わないので残念。
要所要所に水原希子や古館寛治や福島リラが出演。夜遊び好きなヘンリーが六本木に顔を出し,エンディングは提灯行列。レオス・カラックスは日本好きだからね。だいぶ前だけど,来日時に学ラン買って帰ったからね。
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