『メイキング・オブ・モータウン』見てきた
『メイキング・オブ・モータウン』を見てきた。
モータウンの創設者ベリー・ゴーディが、戦友スモーキー・ロビンソンを相手に伝説作りのノウハウを解き明かしていくというドキュメンタリーである。全体的に明るい作品である。ヒット曲に乗せてテンポ良く話が進んでいく。
当然、音楽作りのプロセスがこのドキュメンタリーの中核なのだが、本記事ではモータウンのエチケット講師マキシン・パウェル(Maxine Powell)の存在に注目したい。
彼女はスプリームスはじめ、モータウン所属のアーティストたちにエレガンスを身につけさせた。
モータウンのアーティストたちは内面から輝く紳士淑女としてテレビに登場し、人種の違いを超えて人びとを魅了した。
黒人アーティストたちが全米の若者のあこがれとなる時代の始まりである。
マキシン・パウェルは2013年10月に98歳で逝去した。追悼記事では,モータウンの成功に多大な貢献があったとたたえられている。(”Maxine Powell, Motown’s Maven of Style, Dies at 98”, New York Times, Oct. 16, 2013)。
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