『プラド美術館 驚異のコレクション』を見てきた
久々(半年ぶり?)にYCAMで映画を見てきた。もちろんコロナ禍対応ばっちりで。
見てきたのは『IL MUSEO DEL PRADO プラド美術館 驚異のコレクション』(2019年,イタリア・スペイン)である。
司会は美術愛好家として知られる英国俳優ジェレミー・アイアンズ。
ティツィアーノ,エル・グレコ,ベラスケス,ゴヤ。それにブリューゲル,ルーベンス,ムリーリョらが加わる。スペイン,イタリア,フランドルの巨匠たちの作品が大迫力で迫る。そうそう近年大人気のヒエロニムス・ボス『快楽の園』もプラド美術館が所蔵している。
かつて「プラド美術館が燃えたら何を助け出すのか?」と問われたサルバドール・ダリは「プラド美術館の空気だ!」と答えた。この映画を見て,その意味がわかった。
人生は短く,死は長い。スペイン人にとって死は幕開けだという。スペインの統治者たちは死後残るものを,生きている間に全力で築き上げた。その集大成がプラド美術館。
まだ行ったことがない。いずれ行きたい場所の一つになった。
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