エスペラント1週間(第5日)
Ni lernu esperanton!
今日も『エスペラント四週間』(大島義夫著,大学書林)を読みながらエスペラントの学習。
第1週第5日は命令法,仮定法,不定法を学ぶ。
命令法(命令形)はuで終わる。
仮定法(条件法)はusで終わる。usで終わる場合は現実とは異なっているが,もしもこうだったらということを表している。
不定法はiで終わる。日本語で言えば「~すること」を表している。不定法の形の動詞は願望や可能を表す動詞の後ろにくっついて,「~したい」とか「~できる」とかいう意味となる。
仮定法の例は次の通り:
Se mi havus la monon, mi konstruus domon por mia familia.
もし私にお金があれば,私は私の家族のために家を建てるのだが。
"Mi havas la monon"であれば,「私はお金を持っている」という意味になるが,"mi havus la monon"なので,実際には持っていないということになる。
不定法を使った例は次の通り:
Ni devas labori por la pano.
私たちはパンのために働かなくてはならない。
社会主義っぽい文例である。"Ni laboras"であれば,「私たちは働く」という意味になるが,"devas"という「しなければならない」という動詞に「働く」の不定法"labori"がくっついて,「働かなくてはならない」という意味となるわけである。
最後に命令形の例を一つ:
Forĝu feron, dum ĝi estas varmega.
鉄は熱いうちに鍛えよ。
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