奴隷商人にして篤志家の銅像をブリストル港にポイ捨て
"Black Lives Matter"運動が波及して,とうとうイギリスでは奴隷商人エドワード・コルストンの銅像がブリストル湾にポイ捨てされることに。
BLM protesters topple statue of Bristol slave trader Edward Colston (The Guardian, June 7, 2020)
なんで奴隷商人の銅像がブリストルに立っているのかと言うと,この人は篤志家だったからである。奴隷貿易で得た資産を使ってロンドンや地元ブリストルで慈善活動を展開した。ブリストルのあちこちの施設にその名が残されている。
かの銅像は1895年に建てられたもので,まあ歴史的価値があるといえばあるものだが,こういう顛末になりました。
コルストンはコルストン・バンという甘いパンにも名を残しているのだが,この名前も変更になるのだろうか?
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