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2020.04.26

『1987,ある闘いの真実』を観た

このご時勢なので家で映画鑑賞。

ムービープラスでチャン・ジュナン監督『1987,ある闘いの真実』(2017年)を観た。韓国現代史,いわゆる第五共和国ものである。

1987年当時,老生は港町清水に住む高校生であった。

韓国については共和国といいつつ実態は全斗煥将軍による軍事政権であること,北朝鮮との間で緊張状態が続いていること,そしてソウルオリンピックを翌年に控えていることぐらいしか知らなかった。

その1987年1月に起こった学生運動家朴鍾哲拷問致死事件から六月民主抗争までの韓国民衆の闘争を描いているのがこの映画である。

反共の名のもと,民主化活動家たちを弾圧するパク・チョウォン 所長(治安本部対共捜査所長)とその部下たちの恐ろしいこと。

水責め,電流責めに加え,家族への危害をほのめかすなど,活動家たちを肉体的・精神的に追い詰める。対共分室が置かれた南栄洞からは無傷では帰れない。

そういう弾圧にも負けずに戦い抜く人々がいて,本当にエライ。ちなみに今の大統領・文在寅は1987年当時,盧武鉉とともに朴鍾哲追悼デモを主導して逮捕された民主化の闘士であるからヤワな人ではない。こうやって勝ち取った民主主義なので,今でも韓国の人々は政治のこととなると熱く盛り上がるのであると納得。

次は光州事件を描いた『タクシー運転手 約束は海を越えて』を観ないと。主演のソン・ガンホはこの間見た『パラサイト 半地下の家族』に出てた。

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