萩城下の古き雛たち2020|雛人形は世につれ人につれ
この日曜日,萩にツマと出かけた。
今年も催行されている「萩城下の古き雛たち 」を見るためである。(あと,萩八景遊覧船に乗るためでもあるが,その話は別で)。
以前のブログにも書いたが(参照),萩城下の「旧久保田家住宅」には特に多くの雛人形が飾られている。
↑旧久保田家住宅(市指定有形文化財)
↑ 市松人形が数多くの雛人形とともに客人をお出迎え。おいでませ。
↑数多く並べられた雛人形は壮観。
雛人形というと,お内裏様とお雛様に目を奪われがちであるが,下から2段目の嫁入り道具一式に注目すると面白いことがわかる。
例えば,下の雛人形たちは昭和30代のものという話だが,
よく見ると婚礼道具の中にテレビ(↓)とか,
冷蔵庫(↓)とかベッド(↓)とかが並べられている。高度経済成長期らしい調度品の数々。
別の雛人形には台所用品のミニチュア(↓)が添えられている。
江戸から平成に至る数々の雛人形を見ていくと,雛人形の姿形や調度品がそれぞれの時代を反映していることがよくわかり面白い。
おいでませ,山口・萩に。
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