おこまをまつる
2月15日。
おこまが急逝してから4日経過した。
今もなお,家のそこかしこにおこまの気配を感じ続ける。それは,おこまのよく居た場所や愛用していた物品から想起される記憶であるとも言えるのだが,いずれにせよ,彼女が微粒子となって家中に拡散しているかのようである。
飼い主としてはそうした気配または記憶が完全には消えないよう,なんらかの係留点が欲しいと思うわけである。
そこで,床の間を整理し,遺骨をまつる祭壇を作ることにした。
無印良品に行って,壁につけられる箱を2種買ってきた。それを床の間の壁にとりつけ,遺骨や写真を置き,花で飾ったところ,それなりに見栄えのする祭壇ができた。
日々,愛猫を弔う場所ができて,少し心が落ち着いてきた。
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