『一個 翻譯者 和 台灣 独立書店』を読む
たまたま東方書店で見かけ,タイトルが気に入ったので購入した。
それが,黒木夏兒『一個 翻譯者 和 台灣 独立書店』(税抜き1,000円):
著者はこの本のすぐ横に置かれていた『書店本事 : 台湾書店主43のストーリー』の翻訳者の一人である。
『書店本事』は台湾で新たに花開いた「独立書店文化」を紹介する本であり,以前本ブログで述べたような「本屋の未来」(参考)を考えるうえで参考になる本である。
その翻訳者が,実際に『書店本事』に登場する書店のうち,台北,新北の両市にあるもの,いわば聖地を巡礼した記録が,本書『一個 翻譯者 和 台灣 独立書店』である。
小生も何度か台湾に足を運んでいるが,これを読んでいると,台北周辺での本屋巡りをしたくなる。
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