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佐藤正午の岩波文庫的 『月の満ち欠け』を読んでいる。現代作家がいきなり岩波文庫に入ったのかと驚いていたのだが,違った。岩波文庫風の装丁だから「岩波文庫的」。
初めからぐいぐいと引き込まれる。一瞬,『累ヶ淵』の現代版かと思ったが,違う(累と瑠璃の語感が似ていてびっくりするが)。
面白いのですごい勢いで読めそうだがブレーキをかけながら読む。早く読み終えるのがもったいない気がするからだ。
直木賞と言うのは文章の熟練工に与えられる賞だということを再認識した。
2019.11.01 書籍・雑誌 | 固定リンク Tweet
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