萩に行って平木コレクション「にゃんとも猫だらけ」を観てきた
猫が描かれた浮世絵のコレクション,「にゃんとも猫だらけ」の展示が最終日を迎えると聞き,大慌てで山口県立萩美術館・浦上記念館まで出かけてきた。
浮世絵の中に描かれた猫といえば,まずは歌川国芳が挙がるのだが,歌川国貞(三代目豊国)なんかも良い絵を描いている。
そして江戸期だけでなく,明治期の浮世絵もいい。明治期では歌川国利の「おもちゃ絵」(子供向けの浮世絵。擬人化された猫たちが遊んでいたり,勉強や仕事に励んでいたりする)や月岡芳年,楊洲周延の作品群が素晴らしい。
そうそう。本ブログで紹介したことがある『朧月 猫の草紙』(参考)も当然のことながら展示されていた。
猫好きにはたまらない展覧会だった。
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