この15年間,同じような話題に拘泥しているー>書店の未来について
過日,「これからの本屋,これからの書店」という記事を書き,畏友からもコメントいただいたわけだが,なんと本ブログの創成期,2004年7月(15年も前だ)にも共通する話題について記事を書いていた:
「本屋で本を買わう」(2004年7月21日)
当時,青山ブックセンターが閉店したことに触発されて文章を書いたわけである。かくも長きにわたって書店の衰退が続き,それについていろいろと考えている自分がいるわけである。
過日書いた記事では新書店も古書店に学ぶことがあるのでは,と述べたのだが,今日たまたま近所の宮脇書店に行ったら驚くようなことが起きていた。
書店の一角に,古書セールのコーナーが登場していたのである。期間限定の行事だと思うが,画期的だと思った。
新書と古書が同居するような面白い試みが今後も行われると良いと思う。ちなみにそういう書店が最近よく登場している。有名なところでは大阪の「本は人生のおやつです」がある。
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