« 袁清林『中国の環境保護とその歴史』メモ(その1) | トップページ | 蓮實重彦『帝国の陰謀』を読む »

2019.02.11

BRUTUS2月15日号「会田誠の死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100」が面白い

ツマが買ってきた「BRUTUS(ブルータス) 2019年2月15日号 No.886[死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100]」をパラパラと読んでいるのだが,これがやたらと面白い。

現代芸術家の会田誠が日本の絵を100枚セレクトしてコメントを加えている。どれもこれも秀逸だ。


黒田清輝はノーミス狙いの官僚,棟方志功は優等生を踏んづけて驀進するプロゴルファー猿,といった具合。仙厓義梵の画風がしりあがり寿に意識的に継承されているという指摘もなかなか。

若冲に会田誠が嫉妬を禁じ得ないあたりもご愛敬。

|

« 袁清林『中国の環境保護とその歴史』メモ(その1) | トップページ | 蓮實重彦『帝国の陰謀』を読む »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: BRUTUS2月15日号「会田誠の死ぬまでにこの目で見たい日本の絵100」が面白い:

« 袁清林『中国の環境保護とその歴史』メモ(その1) | トップページ | 蓮實重彦『帝国の陰謀』を読む »