【ヴィエンチャン】今年もThat Damを観てきたわけだが・・・草ぼうぼう
ラオスの首都,ヴィエンチャンに来ている。
2011年の本ブログ記事でも同じことを書いたのだが(参考),ヴィエンチャン滞在中は必ず様子をうかがいに行くのが,タート・ダム(That Dam)=黒い塔である。
雨季のせいか,以前見たときよりも草が生い茂って偉いことになっている:
↓こちらは以前に撮影したもの(乾季バージョン):
立派な仏塔のわりには人気は無い。
2011年の記事に書いた,この塔の由来を再掲する:
Lonely Planetによれば,ランナー朝~ランサーン朝初期に建てられたのだろうと言われている。
また,かつては金に覆われていていたが,1828年,シャムによる侵攻の際(ヴィエンチャン国王チャオ・アヌウォンがシャムに対して挙兵し,反撃にあった結果)にそれらの金は持ち去られ,現在の黒い塔となったのだと言われている。
また,他には,この塔は7つの頭を持つ竜のすみかで,その竜は1828年のシャム侵攻の際にヴィエンチャン市民を守ったとかなんとかいう,黄金の塔の伝説と全然関係ない伝説もある。
| 固定リンク
「東南アジア」カテゴリの記事
- 高野秀行『西南シルクロードは密林に消える』(2023.05.05)
- 納豆が食べたくなる本|高野秀行『謎のアジア納豆』(2023.04.20)
- 「情動エンジニアリング」について考える本(2022.03.19)
- 東南アジアの現代史はこれで:『はじめての東南アジア政治』(2022.02.11)
- ミャンマーにてクーデター(2021.02.01)
「ラオス」カテゴリの記事
- 納豆が食べたくなる本|高野秀行『謎のアジア納豆』(2023.04.20)
- 「ピー」と「ノーン」の関係|『タイの基礎知識』を読む(2019.10.27)
- ラオス秘密戦争(続)(2019.07.08)
- ラオス秘密戦争(2019.07.07)
- "Here There are Tigers"を読む(2019.07.01)
コメント