常盤公園は花盛り
まあ,いつだって何らかの花は咲いているのだが。
常盤公園には桜を見に行ったのだが,木蓮(モクレン,マグノリア)もまた咲き誇っていた。
ここにあるのはサラサモクレンだと思うのだが,ソメイヨシノと並んでいると遠目には区別がつかない。
常盤公園には「ぼたん苑」と名付けられた一角があり,移築された古民家の周りに和風の庭が設えてある。
そこから眺める景色はのどかで良い。
ここからは有料ゾーンになるが,植物館では昨日紹介したヒスイカズラ以外にも今が盛りの花々を見ることができる。
たとえば,サボテン(黄雪晃):
サボテンの花と言えば,赤や濃いピンクをイメージするが,黄色い花というのは珍しい。
ユーフォルビア・カラキアス・ウルフェニィもまた黄色い花をつけている。
アーモンドもまた開花している:
日本で桜を鑑賞するように,中東ではアーモンドの花を観賞する。どちらもバラ科だ。
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コメント
アーモンドの花が美しいですね。
アーモンド、ドイツ語でマンデルバウム、詩人マンデリシュタームの名がアーモンドに由来するとジョージ・スタイナーの本により知りました。優しくしなやかな強さを秘めた花のように思えます。
投稿: 拾伍谷 | 2018.04.04 20:51
ジョン・ブルックス『楽園のデザイン イスラムの庭園文化』を紐解くと,「潺々(せんせん)と河川の流れる庭園」こそがイスラムの理想の庭園であることがわかります。その庭園を彩るのがアーモンドの花であることは言うまでもありません。
投稿: fukunan | 2018.04.05 12:39