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2018.03.29

Wright編"History of Neapl"のこと

神保町に行ったついでに,洋古書専門の北沢書店でDaniel Wright "History of Nepal"を購入したことは既に書いた。

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ダニエル・ライト (Daniel Wright)は編者であり,第1部"Introductory Sketch (導入的素描)"を書いている。第2部から"History of Nepal"が始まるが,これはインド総督官邸付ミール・ムンシ(秘書官長)のシュー・シュンカー・シンとネパール人のパンディット・シュリー・グナナンドによって訳された"Vansavali"という史書を訳したものである。

この本は探せばインターネットで全文を読むことができるが,本気で読もうと思えば,手元に一冊あった方がいい。

この本,もともとはケンブリッジ大学出版から1877年に出版されたものである。しかし長らく品切れとなり,研究者たちからは再版が望まれていた。そこで,82年目にして,インド・カルカッタのスシル・グプタ社からリプリントが出た。このリプリントを入手したというわけである。

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