何かについて知りたかったら
「何かについて知りたかったら本を一冊書けばいい」(池澤夏樹)
昨晩,マームとジプシーによる演劇『みえるわ』で川上未映子の詩に触れたので,そういえば,昔の「ユリイカ」に詩が載っていたなぁとバックナンバーをあさってみたところ,2006年9月号に「少女はおしっこの不安を爆破,心はあせるわ」が載っていた。
ちなみにその号の特集は「理想の教科書」。
川上未映子(当時は「未映子」名義)による切れ目の少ない散文詩を読んだ後,今度は特集記事をずっと読みふけった。
そのうちの一つ,長谷川一による論考「なにかについて知りたかったら本を書けばいい」(ユリイカ2006年9月号145~154ページ)の中盤に引用されていたのが,冒頭の池澤夏樹の言葉である。
確かに。
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