『西郷どん』には『翔ぶが如く』の残り香が芬々(ふんぷん)
昨晩,NHK大河ドラマ『西郷どん』を観たわけだが,随所に『翔ぶが如く』の残り香が感じられた。
『翔ぶが如く』で西郷隆盛を演じた西田敏行は『西郷どん』ではナレーションを担当。
同じく『翔ぶが如く』で大久保利通を演じた鹿賀丈史は『西郷どん』では島津斉興(しまづなりおき)を演じている。
『西郷どん』には『翔ぶが如く』へのオマージュの要素があるのかもしれないが,同じテーマのドラマで,別の役とは言え同じ俳優たちが関わっているあたり,ひょっとして日本の俳優の層って薄いのではないだろうかと感じざるを得ない。
あと,西郷隆盛の三人目の妻,糸(イト)の件。
『西郷どん』で糸を演じているのは黒木華。ドラマの冒頭,上野で西郷隆盛の銅像の除幕式が催行される。この列席者の中には老いた糸の姿があるのだが,これが,田中裕子そっくり。田中裕子は『翔ぶが如く』で糸を演じたことがあるので,これもオマージュか?
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