数で埋め尽くされた本:『2017年 最大の素数』(虹色社)
今宵もまた,人の褌で相撲を取る。
ハフィントンポストの記事の引用だが,虹色社という出版社から『2017年 最大の素数』という本が出た。719ページに渡って,2324万9425桁の数字がびっしりと印刷されているわけである:
「無茶しやがって…。「史上最大の素数」まさかの書籍化」(ハフィントンポスト,2018年1月21日)
アマゾンで「品切れ」と表示されても,ご安心あれ。オンデマンド出版だから数日でお手元に。
こういう本って,たまに出るわけである。
小生が知っているのは,暗黒通信団の『円周率1000000桁表』とか『素数表150000個』とか。
これらの本については,以前,本ブログでも紹介した(参照「『円周率1000000桁表』を読む・・・いや読まない」)。
数値がびっしり書かれていること自体にエクスタシーを覚える人はいるわけで,そういう人は『2017年 最大の素数』をお買い求めください。そんなに高くないし(税込み1944円)。
そうそう。好評につき紀伊国屋新宿本店4階にて販売開始だそうで。
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