ジョシュ&ベニー・サフディ監督『GOOD TIME』を観てきた
この土曜日(天皇誕生日)の午後,YCAMで『DARK STAR H.R.ギーガーの世界』とジョシュ&ベニー・サフディ監督『GOOD TIME』(2017年,アメリカ)を立て続けに見てきたわけである。本記事では『GOOD TIME』のことを書く。
【あらすじ】
ニューヨークの最下層で生きるコニー(ロバート・パティンソン)は,知的障害のある弟ニックと組んで銀行強盗を実行。しかし,弟だけが警察に捕まる。コニーは弟の保釈を図り,金策のために夜の街を奔走する。果してその試みは成功するのか?
"Don't be confused. Just make it worse to me"
息つく暇もないほどのスピード展開。チンピラ・コニーは言葉巧みに人々を翻弄する。だがそれらは全て弟ニックを救うため。疾走感を支えるのが"Oneohtrix Point Never"による劇伴すなわち音楽である。ブライアン・イーノとかヴァンゲリスを彷彿とさせるが,もっと焦燥感がある。映画は映像と音楽が命だ。
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