神田で『メコン紀行』ほか2冊購入
出張で神田界隈の某大学に行ってきたわけである。
そうしたら「神田古本まつり」の準備の真っ最中。
それで刺激を受けてしまい,買ってしまったのがこの3冊:
『本で床は抜けるのか』を読んで本の購入は控えようと思っていたにもかかわらず,である。業としか言いようがない。
『メコン紀行』は1959年4月,読売新聞社刊。民俗学の大家,松本信広率いる「東南アジア稲作民族文化綜合調査団」が1957年にタイ,カンボジア,ラオスを巡った記録である。「バンコック」とか「ドン・ムアング空港」とか「アンコル・ワット」とかいう表記が時代を感じさせて良い。216円で購入。
ヴィルヘルム・ラーベ『雀横丁年代記』(岩波文庫)はジャケ買いならぬタイトル買い。ラーベの処女作である。「雀横丁」と「年代記」という言葉の組み合わせが良い。200円で購入。
越谷吾山『物類称呼』(岩波文庫)もタイトル買い。江戸時代・安永年間に出版された諸国の方言集。200円で購入。
戦果を手にタイ料理屋でカオパット定食。
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