ナタリー・ポートマン主演『ジャッキー』を見てきた
ツマとともにYCAMに出かけ,ナタリー・ポートマン主演の映画『ジャッキー』を見てきた。ジャッキーことジャクリーン・ケネディを主人公に据え,JFK暗殺から葬儀に至る数日間を中心に描いている。ダーレン・アロノフスキープロデュース,パブロ・ラライン監督。
ケネディ大統領暗殺後,混乱は多少あったものの,官僚たちやホワイトハウスのスタッフの手で,淡々とリンドン・ジョンソンへの政権移譲が進められていく。JFKの輝かしい日々は一気に過去のものとなっていく。ジャッキーはJFKを歴史に残る大統領とするため,最高の葬儀を計画する…。
JFK暗殺当時,ジャッキーは34歳。演じるナタリー・ポートマンは撮影時35歳。ちょうどいいお年頃。ナタリー・ポートマンの演技,とくに複雑な心境を表現できる顔芸には脱帽。
ホワイトハウスでの日々をJFKの好きだったミュージカル「キャメロット」に重ね合わせ,「つかの間の輝かしい時 (one brief shining moment)」を永遠に残さなくてはいけないとジャッキーに決意させる演出はなかなかのもの。
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