« 『ゴースト・イン・ザ・シェル』追記 | トップページ | 【フォトグラファー無宿?】『ホームレス ニューヨークと寝た男』を見てきた »

2017.05.05

右田ヶ岳に登ってきた

新幹線で防府を通過するたびに車窓から見える,あの切り立った山が気になっていた。

Sdsc_0803

右田ヶ岳という。

このGW後半,登ってみることにした。

右田ヶ岳に登るためにはいくつかの登山口があるのだが,代表的なのは勝坂登山口、天徳寺登山口、塚原登山口の3つ。

この山に関しては今回が初登山なので,比較的楽だと紹介されている塚原登山口から登ることにした。


標高426メートルということで,少しなめていた。

実際に上ってみると結構ハードだった。

まずは雑木林で安心させて,

Sdsc_0805

林を抜けると頂上まではまだまだ遠いことがわかり,少しがっくりさせる。

Sdsc_0809

そして,途中からは岩だらけの道。

Sdsc_0813

さらに巨石群が屹立して,登山客を阻む。

Sdsc_0840

そんなバラエティに富んだ艱難辛苦を乗り越えて,ようやく頂上に。

Sdsc_0827

はためく日の丸のもと,巨岩の向こうには防府の街並みや瀬戸内海が広がる。

Sdsc_0836

Sdsc_0830

眺望絶佳とはこのこと。苦労して山頂にたどり着いたという達成感がある。

それにしても他の登山客の健脚ぶりには驚いた。うちの親ぐらいの人々がいとも簡単に上り下りしている。こちとらまだまだ修行が足らん。


◆   ◆   ◆


右田ヶ岳は萩往還と佐波川という2大交通路を睥睨する交通の要衝。かつて大内氏の家臣の右田氏がこの地を抑えていたという。

標高の割には急峻な地形で,眺望の良さもあって県外の登山客も多く訪れるとのこと。上級登山者のトレーニング拠点としても人気が高いという。

そんなところに,いきなり挑んだわけであり,苦労するのも当然。今回は塚原登山口から登ったわけだが,より険しいという他の登山口からも登ってみたいものである。

|

« 『ゴースト・イン・ザ・シェル』追記 | トップページ | 【フォトグラファー無宿?】『ホームレス ニューヨークと寝た男』を見てきた »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 右田ヶ岳に登ってきた:

« 『ゴースト・イン・ザ・シェル』追記 | トップページ | 【フォトグラファー無宿?】『ホームレス ニューヨークと寝た男』を見てきた »