Rで雨温図(Hythergraph)を書く(その3)
前回,前々回に続き,統計解析フリーソフトRで雨温図(Hythergraph)を書くというシリーズの3回目。
今回は4都市分の雨温図を並べて書いてみる。
前回,気象データとして,ASEAN各国の首都の月別最高気温・最低気温・雨量をまとめたcsvファイルを作ってみたのでそれを再び使用する:
「aseanclimate.csv」をダウンロード
前回も述べたが,データの出典は,カンボジアやラオスに関してはそれぞれの国の統計年鑑,その他の国については世界気象機関(WMO)のデータベースである。
スクリプトは以下の通りであるが,これまでとの大きな違いは,こんな感じ:
- ASEAN諸国のうち,カンボジア,ラオス,タイ,ベトナムの首都の雨温図を書くことにした
- 関数par()を使って画面を4分割し,4都市分がまとめてみられるようにした
- for文を使って描画作業を繰り返すことにした
こんな図ができるはず。
今回のスクリプトを応用すれば,一画面に何都市分の雨温図でも表示できる。もちろん図が小さくなるので見えにくくなるが。
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