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2017.02.11

大塩平八郎=洪秀全説

これも『書物の王国20 義経』(国書刊行会)から。

同書に収められた海音寺潮五郎の随筆「義経と弁慶」によれば,義経=ジンギス汗伝説以外にも生き延びた英雄に関する伝説がいくつもある。

小生が初めて知ったのは大塩平八郎の伝説である。大塩平八郎は大陸に渡って太平天国の指導者・洪秀全となったという。その後,河口雪蓬と名を変え,沖永良部島に潜伏し,西郷隆盛と出会い,後に西郷家で西郷の子供たちの面倒を見た。そして,明治になってから鹿児島で没したとか。一説には米大陸に渡り,天寿を全うしたとも言う。スケール大きすぎやろ。本宮ひろ志『夢幻の如く』かと。

大塩平八郎は1793年3月4日(寛政5年1月22日)生まれで,有名な「大塩平八郎の乱」からおよそ一か月後の1837年5月1日(天保8年3月27日)に自害している。

これに対し,洪秀全は1814年1月1日(嘉慶18年12月10日)生まれで,1864年6月1日(同治3年4月27日)に没している。

大塩と洪とは20歳以上離れているため,同一人物とするのは無理だろうと思うが,面白くもある。

ちなみに西郷さんに関しても,西南戦争で死なず,ロシアに渡ったという伝説がある。その伝説をベースに書かれたのが光瀬龍『所は何処,水師営』である。旅順攻囲戦で西郷がロシア軍を指揮して乃木を負かしてしまうというSF。

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