『真田丸 第18回 上洛』――信繁はまだ10代だった件
日曜日に『真田丸』の「第18回 上洛」を見たわけだが,「第1回 船出」が武田領内への織田勢侵攻(天正10年=1582年2月(旧暦))の時の話で,「第18回 上洛」が豊臣秀吉の太政大臣就任(天正14年=1586年12月25日(旧暦))の時の話なので,18回もやってわずか4年あまりしか経過していないことに驚かされた。
真田信繁には永禄10年=1567年生まれという説や元亀元年=1570年生まれという説がある。仮に1567年生まれだとすると,第18回の時点では信繁19歳,1570年生まれだとすると16歳ということになる。いずれにせよ,堺雅人(現在42歳)が演じているのはまだ10代の若者ということである。なんだか凄い。
ちなみに,淀殿(茶々)は1569年生まれという説があり,これに従うと第18回の時点では17歳。セブンティーンの女性を竹内結子(現在36歳)が演じているということで,これもまたすごい話である。天真爛漫すぎる感じがするが,10代なんだから仕方ないということか。
これは舞台劇だと思っておけば演者と役の年齢差は気にしなくてよい……ということにしよう。
一応,略年表を書いておく。
永禄10年 1567年 信繁生誕(説1)
永禄12年 1569年 茶々生誕(?)
<元亀元年 1570年 信繁生誕(説2)>
天正10年 1582年2月 武田領内への織田勢侵攻(『真田丸』第1回)
天正10年 1582年6月 本能寺の変(『真田丸』第5回)
天正14年 1586年12月 秀吉,太政大臣就任(『真田丸』第18回)
天正15年 1586年4月 九州平定終了
このペースで年末までに大坂夏の陣まで到達するのだろうか?
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