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2016.03.21

グーデン・カロルス・キュヴェ・ヴァン・ド・ケイゼル・ブルー (Gouden Carolus Cuvée Van de Keizer Blauw)

昨年のクリスマスにツマから

「グーデン・カロルス・キュヴェ・ヴァン・ド・ケイゼル・ブルー (Gouden Carolus Cuvée Van de Keizer Blauw)」

の2014年度版と,そのクリスマスバージョン,

「グーデン・カロルス クリスマス」

をもらった話は前に書いた(参照

「グーデン・カロルス クリスマス」の方はその時にすでに飲んだ。

先日お祝い事があったので,とっておいた「グーデン・カロルス・キュヴェ・ヴァン・ド・ケイゼル・ブルー」の方を飲むことにした。

Dsc_0150_2

ワインやシャンパンと同じようにコルクで栓を施されている。

遠目だとラベルが見にくいので,拡大した写真がこちら。

Dsc_0149

前にも書いたが,「グーデン・カロルス」はベルギー・ビールの名高いブランドの一つ。コリアンダー,オレンジピール等のスパイスが使われるため,法令上はビールではなく,発泡酒扱いである。

「グーデン・カロルス・キュヴェ・ヴァン・ド・ケイゼル・ブルー」は,こげ茶色で酸味・苦みはほとんどなく,豊かな香りと甘みがある。スパイスのおかげで,ワインやサングリアを思わせる味わいとなっている。

鶏の唐揚げと一緒に食べたら実に良かった。

「グーデン・カロルス・キュヴェ・ヴァン・ド・ケイゼル・ブルー」はカール5世の誕生日である2月24日を祝って作られる特別なビールである。"Cuvée"というのは特別な発酵槽のこと。人気があるみたいでなかなか手に入らない。

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2016.03.18

!!「ユーザープロファイルを読み込めません」だと!!

当たり前のことだが,コンピュータのトラブルは突如やってくるものである。

約三年ほど前には「ネットワークアダプタが検出されなくて大騒動」が起きたわけだが,今回は

User Profile Serviceによるログオンの処理に失敗しました。 ユーザー プロファイルを読み込めません。

という現象に出くわした。

後世のため,小生の対処法をメモ的に残しておく・・・(と言ってもMicrosoftのサポート情報に従っただけだが)


◆   ◆   ◆


1. セーフモードで再起動を行った

パソコンの立ち上げ時,Windowsロゴが表示される前にF8キーを押すことでセーフモードに入ることができる。

セーフモードには複数あるがとりあえずどれでも良い。

セーフモードだと荒い画面になるが,とりあえずログオンができる。


2. ユーザー・アカウント・プロファイルを修正した

ユーザー・アカウント・プロファイルを読み込むことに失敗しているのだから,ユーザー・アカウント・プロファイルを読めるように直せばよいわけである。

"regedit"(レジストリエディター)という知る人ぞ知る,レジストリを編集する恐ろしいプログラムを使用してユーザー・アカウント・プロファイルを読めるように直した。

レジストリエディターの何が恐ろしいかというと,レジストリを変に書き換えるとパソコンが起動しなくなることがあるからだ。慎重に慎重に…。

いい加減なことを書けないので,詳しい手順はMicrosoftのサポート情報

"ユーザー プロファイル サービスによるログオンの処理に失敗しました" エラー メッセージが表示される

の「方法 1: ユーザー アカウント プロファイルを修正する」を読んでいただきたい。


3. パソコン再起動→OK

レジストエディターを閉じた後,パソコンを再起動した。

で,改めて普通にログオン画面が出てきたので,パスワードを入力したところ,無事にログオンできた。


◆   ◆   ◆


ということで,ユーザー・アカウント・プロファイルが無事に読み込めるようになったわけだが,この一連の作業,ネットで情報を拾いながら行ったわけである。つまり,別の予備のパソコンが無いとできない。

なので,パソコンユーザ諸兄におかれては,ノートPCやタブレットPCなど,ネットにつなぐことができる別のパソコンを常備されたし。

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2016.03.17

弥生十七日のキュレーション:トランプ特集

例によってウェブ上で気になった話題を羅列する。今回はトランプ氏中心で。

なお,ショーンさんの件は非常に興味深いのだが,なんらの怒りも湧いてこないのでここでは取り上げない。むしろ良質なパロディーのような気がする。


◆   ◆   ◆


<トランプは芸術家を刺激する>

トランプ氏は芸術家たちの創作意欲を刺激してやまないようである:

"Donald Dump: how Trump the pottymouth triggered an artistic overload" (30 November 2015, the guardian)
"Interpreting Trump: art that honors and art that tears him down – in pictures" (16 March 2016, the guardian)


<トランプ氏は人工知能を刺激する>

トランプ氏ご本人そっくりの発言を自動的にツイートする人工知能が登場した。その名も"DeepDrumpf"

"トランプ氏の人工知能bot,ツイッターで「活躍」" (2016年3月7日, WIRED)

例えば,こんなことを呟いている:

「私はISISに必要とされていない」とトランプ氏が言いそうなこと。

ちなみに,Trump氏はドイツ系移民の子孫で,ご先祖の下の名前は"Drumpf"である。

だから人工知能の名前が"DeepDrumpf"となった。

トランプ氏の話し方は独特で,そのまねをして馬鹿にする人々も多い。ところが,知性派の人々に叩かれれば叩かれるほど,本人も調子が良くなり,人々の人気が高まっていく。反知性主義の凱歌があがる。


<トランプ氏は選挙を一新した>


8年前,オバマは大統領選挙を変えた。テクノロジーを味方にした。

若者から広く支持を広げるサンダース氏はオバマの手法の忠実なフォロワーであり,従来型手法を採るヒラリーに対してしぶとく食い下がっている。

トランプ氏はさらに選挙を変えつつある。

民主・共和両党の候補者指名争い,そして大統領選。これらは世界各地の戦場と同様,先端テクノロジーの実験場と化した―――

ザ・大統領戦 - SUPER ELECTION 第1回 トランプは選挙をリアリティショーに変えた」 (2016年3月1日, WIRED)


◆   ◆   ◆


泡沫候補のような扱いだったトランプ氏。彼が大統領になろうがなるまいが,すでに世界を変えつつある。

「テクノロジーが,社会に実装される」 (by 池田純一)

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山瀬まみは永遠の「まみちゃん」

今週の初めに深夜便でタイから帰ってきたものの,その後寝不足を解消するための休日もなくひたすら働いております。

それはさておき,昨晩,夕飯を食べながらNHK「ためしてガッテン」を見ていたのだが,「ためして」が付いた「ガッテン」は今回で終了。4月からは「ためして」が付かない「ガッテン」となるとのこと。

そのお知らせとともに,21年間もレギュラーをつとめた山瀬まみが今回でご卒業ということも発表された。

21年――。すごいな。しかもこの人,ずっと「まみちゃん」と呼ばれ続けている。小生よりも一つ年上なのだが。

先日,この「ためしてガッテン」にゲストで壇蜜が出ていたのだが,山瀬まみは壇蜜よりも遥かに年上であるのにもかかわらず,まるで年下であるかのような雰囲気を醸し出していた。

だいぶ前に「ブロードキャスター」という福留功男がメインキャスターを務めるTBSの番組があった。

この番組の晩期には福留とともにクボジュンこと久保純子もメインキャスターを務めていた。同番組には山瀬まみが担当する「お父さんのためのワイドショー講座」というコーナーもあった。クボジュンの方が山瀬まみよりも年下なのだが,福留はそれぞれを「久保さん」,「まみちゃん」と呼び習わしていた。

山瀬まみはいつも当然のように「まみちゃん」と呼ばれる。他の年下の女性出演者たちが「さん」付けであっても。山瀬まみの親しみやすい雰囲気の故か?それとも固有の娘属性もしくは妹属性の故か?

山瀬まみの頭の回転の速さ,そして圧倒的な記憶力にはいつも驚かされ,とても「ちゃん」付けで呼ぶような存在ではないと思うのだが,それでも番組の中では「まみちゃん」のままである。

とりあえず「ためしてガッテン」はご卒業となったわけだが,山瀬まみは今後も「まみちゃん」のまま,あちこちの番組に出るのだろう。水森亜土が永遠の「亜土ちゃん」であるように,山瀬まみも永遠の「まみちゃん」であり続けるのだろう。

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2016.03.12

山本紀夫『トウガラシの世界史』を読む

現在,タイやマレーシアに出張中である。その移動の合間に読んだのが,先日刊行された山本 紀夫『トウガラシの世界史 - 辛くて熱い「食卓革命」』(中公新書)である。とても面白い。

トウガラシは中南米原産。ピーマンやパプリカもトウガラシの一種である。

ジャガイモもそうだが,コロンブスに見いだされてから数百年で世界中の食卓を席巻したのだから凄い。

世界各地で伝統食と言われているものの中にはトウガラシを使用しているものがあるが,それは高々数百年の伝統を持っているのに過ぎない。

朝鮮民族の伝統食キムチだってトウガラシを使うようになったのは18世紀以降のことである。

トウガラシの世界史 - 辛くて熱い「食卓革命」 (中公新書)トウガラシの世界史 - 辛くて熱い「食卓革命」 (中公新書)
山本 紀夫

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本書ではトウガラシの起源や植物学的な情報が述べされたあと,世界各地におけるトウガラシ受容の歴史が語られている。

トウガラシは栽培が容易であったため,胡椒にとって代わり各地で調味料として利用されるようになる。

凄いのはブータンで,調味料としてだけではなく,辛いまま野菜として食されるようになっている。

「きっとブータンは世界一辛い食事をしている国に違いない」(本書131ページ)

と著者は語っている。

小生が現在滞在しているタイ等,インドシナ半島のトウガラシ事情が書かれていないのが残念だが,ページ数の制限によるものだろう。

トウガラシの辛さを図る「スコヴィル単位」についても書かれていて,トリヴィア好きにはたまらない本である。それにしても,日本産の「熊鷹」という品種がハバネロに次ぐ辛さだとは知らなかった(ハバネロが30万スコヴィル,熊鷹が125000~15万スコヴィル)。


◆   ◆   ◆


本書の著者はトウガラシの起源と栽培化に関する論文で学位(農学博士)を取っており,まさしくトウガラシ博士。

梅棹忠夫の弟子であり,梅棹忠夫の影響で生物学から民族学に転向してしまった経緯を持つ。以前本ブログで紹介した『梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯』(中公新書)の著者でもある(参考)。

『梅棹忠夫―』もそうだったが,本書『トウガラシの世界史』も文章がとても読みやすく,旅のお供にうってつけ。

梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯 (中公新書)梅棹忠夫―「知の探検家」の思想と生涯 (中公新書)
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2016.03.02

軽部謙介『検証 バブル失政――エリートたちはなぜ誤ったのか』を読む

タイ出張時にカバンに忍ばせ,機内や空港の待合室で読んでいたのがこの本。

新潮社や講談社から出ていそうなタイトルだが,昨年9月に岩波から上梓されている。

検証 バブル失政――エリートたちはなぜ誤ったのか検証 バブル失政――エリートたちはなぜ誤ったのか
軽部 謙介

岩波書店 2015-09-26
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1985年のプラザ合意後に始まり1990年に崩壊したバブル。その原因はよくわからない。しかし,バブルを加速させたのは日銀による金融緩和だ。

日銀の金融緩和がバブルの主犯でないにせよ共犯であることは確かだ,という前提のもと,圧倒的な取材力によってバブルの生成・崩壊過程の現場検証を行ったのが本書である。

本書には中曽根康弘,宮澤喜一,ドナルド・レーガン,ジェイムズ・ベーカー,ポール・ボルカーといった1980年代を代表する日米の政治家や経済官僚たちが続々と登場するが,中心に据えられているのは,当時の日銀総裁の澄田智と副総裁(のちに総裁)の三重野康の二人だ。

金融政策のかじ取りを任されているベスト・アンド・ブライテストたちがなぜ86年から87年にかけて極端な金融緩和を続けていったのか。そこには,米国からの直接・間接の強力な圧力があったことが本書からわかる。

米国政府は貿易赤字を解消すべく,円高と日本国内の内需拡大を日本政府に求めた。急激な円高は日本の輸出産業に打撃を与えた。日本政府,とくに大蔵省は為替の安定を図るため,公定歩合の引き下げを米国との取引材料として差し出した。日銀はもともとインフレ退治を旨とする組織であり,利下げには抵抗していたが,政治家や大蔵省の凄まじい圧力のもと,金融緩和に踏み切らざるを得なくなった。

そのころ日本ではちょうど地価と株価の高騰が始まっていた。バブルの胎動である。ここに金融緩和が加わり,金余り=過剰流動性が起こる。狂乱の時代の始まりである。この後は諸氏のご存知の通り。

本書は,国際協調の名の下に中央銀行の独立性が踏みにじられていく物語である。独立性を巡る攻防という点では城山三郎の『小説日本銀行』が思い出される。

小説日本銀行小説日本銀行
城山三郎

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近年,黒田総裁によって異次元緩和が推し進められている(※)。ついにはマイナス金利という日本史上初の金融政策が実施された。経済状況はだいぶ違うし,日銀法の改正により日銀の独立性は強化された(参照)。しかし,強力な金融緩和政策の影に,何となく政治の影を感じるのはこの本を読んでいるせいだろうか?


※1994年の民間銀行の金利完全自由化後は,公定歩合操作の代わりに短期金融市場の金利操作によって日銀は金融政策を実施。

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