フランシス教皇,フィラデルフィアで奇跡を起こす
フィラデルフィアでフランシス教皇(法王)が幼児に祝福のキスを与えたところ,この子の脳腫瘍が縮小するという奇跡が起きたという:
"Baby Kissed by Pope Sees Brain Tumor Shrink, Family Says" (by Daniel A. Medina, NBC News)
今年9月に教皇がフィラデルフィアを訪問した時のこと。
屋外ミサ後のパレード。沿道を埋め尽くす歓声に応えながら教皇の専用車はゆっくりと進んでいた。あるとき,教皇の護衛が一人の幼児をを教皇の前に差し出した。
教皇はこの幼児に祝福のキスを与えた。
幼児の名前はジアンナ・マサイアントニオ (Gianna Masciantonio)という。生後15か月だが,脳に腫瘍を患い(若年性黄色肉芽腫らしい),8回の外科治療と数えきれないぐらいの化学療法を受けていた。
それが,教皇の祝福後,MRIで調べたところ,腫瘍が著しく縮小していることがわかったという――。
プラシーボ効果かもしれないし,自然治癒かもしれないし,神の御業かもしれない。科学的には謎だが,理由がわからないからこそ奇跡というべきか。
ちなみにフランシス教皇が奇跡をもたらしている事例は他にもあるらしい。いずれ列聖されると思われる。
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コメント
確かめたわけではないのですがあれだけ大勢の人に祝福を与えてきているわけですから、教皇が祝福をしたあと容体が悪くなって死んでしまった人も中にはいるんじゃないでしょうか。そんなことがあってもニュースにはならないでしょうし、わたしも教皇を責める気にはなりませんw
投稿: 拾伍谷 | 2015.12.05 22:54