久住山に登ってきた
シルバーウィークに何もしないのもいかがなものかと思ったので,ツマとともに大分の久住山に登ってきた。
久住山というのは,深田久弥の日本百名山にも選ばれた九重連山を構成する山の一つである。標高1787mで九重連山の主峰とされている。その隣に標高1791m,九州本土最高峰の中岳がそびえている。わずか数メートル差で,久住山は最高峰となれなかったわけである。
9月22日の午前5時前に宇部を出発。山陽自動車道,中国自動車道,九州自動車道,東九州自動車道,と走り続け,午前7時半ぐらいには湯布院からやまなみハイウェイに入った。
そして,8時半頃に牧の戸峠の登山口に到着。あとはひたすら久住山を目指した。
途中,阿蘇山の方向を眺めると見事な雲海が広がっていた(↓)。
はるか向こうに見える阿蘇山をよく見ると噴煙が上がっていた(↓)。
久住山への道のりは変化に富んでおり,急斜面だったり,平坦だったり,岩場だったり,ガレ場だったり。
久住山登頂を目指す小生(↓),同じくツマ(↓)。ここはわりと平坦で歩きやすい道。右手に目指す久住山が見える。
ここ(↓)は久住分かれと呼ばれる場所で,中岳や久住山に登る起点となるところである。だいたいの登山客はここで一度休憩する。
久住分かれから久住山を望む(↓)。2枚の写真を適当に合成したものである。左手から弧を描きながらガレ場を歩き,久住山の山頂を目指す。慣れた人はどんどん登っていくが,初心者にとっては歩きづらいことこの上なし。
ガレ場はこんな感じ(↓)。足に合った登山靴を履かないと怪我をする。
山頂には11時半ぐらいに到着した。
皆さんお昼をとっているので,小生らも下界を眺めながら登山口の売店で購入した「山賊にぎり」(200円)を食べた。
12時ぐらいに下山開始。十分な体力と栄養剤と飲料があれば,久住分かれに戻ったのち,中岳登頂にもチャレンジできただろうが,今回は準備不足で断念。来た道をひたすら歩いて,2時過ぎに登山口に戻った。
今回の反省点としては,ストックが要るということが第一に挙げられる。犬を連れて久住山を登ったという記事を読んだため,久住山を舐めてストックを準備していなかった。ガレ場歩きにはストックが有効。今度,モンベルか好日山荘で調達しないと。
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コメント
素晴らしい眺望ですね。
九州の山ときたら「後狩詞記」! …いやあれは宮崎県でしたか。
投稿: 拾伍谷 | 2015.09.23 01:52