国際便遅延に関する備忘録
9月15日(火)の晩に,NH856便でジャカルタから東京羽田に戻ろうと思ったわけである。
午後7時前にスカルノ・ハッタ国際空港に行き,チェックインカウンターに向かったところ,同便遅延のお知らせ。機材(787)に故障が生じ,修理の必要があるため,翌日(16日)の朝7時半までお待ちくださいとのこと。
チェックインカウンター前は大行列の大騒ぎである。ほとんどが日本人。
帰国後のスケジュールが詰まっている人も多いようで,別便,とくにJL726便(ジャカルタ発成田行き)への振り替えを要求している人もいた。
ちなみにNH856便ではビジネス席だったのにもかかわらず,JL726便に振り替えた結果,エコノミー席になってしまった人も続出した様子。まあ,仕方ないですね。
小生の場合は,日本でいろいろやらなくてはいけないことはあるものの,慌ててもしょうがないので明朝まで待つことに。
待機のためのホテルと移動のためのバスはANAが準備した。
午後8時過ぎに空港からのバスが出発。渋滞に巻き込まれながらジャカルタ市内まで移動し,午後9時過ぎにThe Sultan Hotel Jakartaに到着。五つ星の巨大かつ立派なホテルである。まあ,急に100名を超える乗客を収容しようとすれば,こういうホテルを用意せざるを得ないと思う。
若干得したような気がしたが,翌日の朝4時起き,バスで5時出発というのを伝えられると,かなりガッカリ。ホテルにチェックインした後は,すぐに風呂に入って寝た。
翌日は4時にモーニングコールで起こされ,ほぼ同時にドアをノックされ,ホテルマンから朝ごはんとしてパンとかサンドイッチとかを渡された。寝ぼけ眼で身支度をした後,予定通り5時のバスで空港に向けて移動した。
空港でチェックインを済ませ,ラウンジでしばし休憩した後,搭乗口に向かった。
午前7時半になり,さて飛行機が飛ぶかと思いきや,思わぬアナウンスが。
修理のための部品の入管手続きに時間を要し,出発までまだ時間がかかるとのこと。搭乗口待合の旅客からは落胆の声しきり。
小生は再びラウンジに戻って待つことにした。これでは当分帰国できないのではと諦めていたところ,9時前には搭乗の案内が始まった。なんとか帰国できることになった。
そのあとは一応順調に離陸,そして飛行。
結局,11時間以上の遅れで羽田に到着した。
何の故障だったか聞いていないのだが,機体が787ということもあり,小生はまたバッテリーの異常ではないかとみているが,真相は不明。
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