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2015.07.27

新国立競技場ザハ案の棄却がイギリスで称賛されている件

新国立競技場の件,ザハ案棄却という安倍首相の英断が下った後も,ごたごたが続いているが,それはそれとして英国ガーディアン紙では「民の声が届いた」と称賛されている。

"Japan's heave-ho of Zaha Hadid's Olympic stadium is a win for the people" (by Michele Hanson, the guardian, July 23, 2015)
"Better still, they've been mocking Hadid's design, recasting it as a hairdryer, a spacecraft, a footbath, a rusting tank, a stranded turtle and a child’s potty. This has perked me up enormously, because, in this country, we hardly ever dare to laugh at our grand architects."

とまあ,この記事を書いたコラムニストのミシェル・ハンソンは日本のザハ案(の修正版)を使ったクソコラコンテストを誉め,イギリスでは偉大な建築家を笑い飛ばすことはいまだかつてなかったと興奮気味に述べている。

英国でも利用者無視の巨大建築が問題となっているようでミシェル・ハンソンは日本での快挙(?)を称賛すると同時に,なぜイギリスで役立たずの巨大建築を押しとどめることができないのか,と疑問を呈している。

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