3年ぶりに台湾に行ってきた件(その5)台北101
今回の台湾旅行の3日目(5月5日)はベタだが台北101に行ってきた。
3年前に台湾を旅行したときには台北101には最寄りの駅が無かった。
しかし,2013年11月にMRT淡水線に直結するMRT信義線が開通し,101へのアクセスが容易になった(参照)。
この淡水線と信義線はまとめて淡水信義線と呼ばれるが,観光客にとっては非常に便利な路線であり,淡水,北投(北投温泉),剣潭(士林夜市),中正紀念堂,そして台北101といった台北を代表する観光名所に気軽に出かけることができる。
台北101には充実したショッピングセンターと台北市内を一望できる展望台が備わっており,日本,韓国,中国大陸からの観光客で大賑わいだった。
台北101の地下一階には「鼎泰豐(Din Tai Tung)」が入っているほか,台湾名物のかき氷や牛肉麺を楽しめるフードコート,お茶やパイナップルケーキなど台湾中のお土産物が揃う売店が集結しており,観光客でごった返していた。
より上の階に行くと,高級店が軒先を並べている。
シンガポールのお茶の専門店,TWGなんかもある。
ここら辺になると客がずいぶんと減って地下一階とは大違いである。客が少なくて大丈夫なのか,と思ったが,単価が高いから大丈夫なのかもしれない。
台北101の5階まで上がると展望台への直通エレベータがある。展望台への入場料は500元である。高いけど話のネタに行ってみる。
東芝製の世界最高速エレベータであっという間に展望台に到着。
この日も雨天のため,ときおり雲や霧に包まれたものの,それなりの景色を望むことができた。
台北101で忘れてはならないのが,101のマスコットともなっている免震用ダンパーの存在。
これ(↑)がそのダンパーである。650トンもある。
これがマスコット化するとこうなる(↓)
台北市内の眺望を楽しんだ後は,地下一階のフードコートに戻り,特選牛肉麺で空腹を満たした。
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