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2015.02.28

プノンペンの「絆ストリート」

東北大震災以降,「絆」という言葉が巷にあふれているが,プノンペンでもそう。

プノンペン市街の南側,St. 63に「絆ストリート」という一角がある。

ここには日系の飲食店が集まりつつある。

例えば,焼き鳥居酒屋「時代屋」とか,Cake Cafe「ふわり」とか,食堂「たこちゃん亭」(写真↓)とか,博多食堂「にゃむ」とか。

Takochanteipp

まだ日本人商店街というには店舗数が足りないが,それでも数店舗集まっている。

時代屋には先日昼飯を食べに行って,味噌カツ定食($5.5?)を食べた。名古屋あたりから来た店だろうか?

「ふわり」(↓)にはシュークリームやプリンなどスイーツが揃っている。シュークリームは3500リエル(85~90セントぐらい)で,イオンモールのビアードパパのもの(1.65ドル程度)の半額ぐらい。お味は良い。

Fuwaripp

「ふわり」の店内で,スイーツを食べたのち,小上がりで横になって寝ている白人男性がいたので笑った。白人はどこの国でも自由。

絆ストリートについてはノマドデザイナーを名乗るこの方も記事を書いている(参考)。

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2015.02.27

カンボジアの商業登記やり直し騒動

あまり大きく報じられていないが,カンボジアの企業経営者を悩ます面倒事が起こっている。

カンボジアでこれまでに設立された法人は全て,現地系,外資系関係なく商業登記をやり直すよう,政府から命ぜられているのである。

Flag_of_cambodia_svg

先日お伝えしたように,カンボジアの事業所は全土で 513,759件。その10パーセント程度が会社(私的有限会社)だとして約50,000の法人が,商業省に登録済みの商業登記をやり直さなくてはならないわけである。猶予期間はほとんどなく,現在,あちこちの法人が登記のやり直しでてんてこ舞いである。

なぜこのような事態になったのかというと,カンボジアでは会社の設立が比較的簡単だったことにより,多数のペーパーカンパニーが乱立し,一部がトラブルを起こしていたためである。

今回の商業登記やり直し令は,問題のあるペーパーカンパニーの取り潰しを狙ったものである。

しかし,まっとうな企業にとってはいい迷惑で,日系企業なども面倒な作業に追われている。

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日立研究所,80年余りの歴史に幕

「技術の日立」 その研究開発を支えていた日立研究所が80年余りの歴史に幕を閉じる。

日立製作所が4月1日付で研究開発体制の再編成を行い,研究所群を整理統合するためだ:

日立が研究開発体制を再編、中研など国内3研究所は解体へ」(マイナビ,2015年2月27日)

日立製作所には現在,中央研究所(CRL),日立研究所(HRL),横浜研究所(YRL)の3つの研究所がある。そのうち,日立研究所は,1934年に設立された,日立製作所最古の研究所である。現在では社会インフラ分野の研究開発を担当している。

小生の若かりし頃は中央研究所(通称:中研),日立研究所(通称:日研)のほかに,基礎研究所,生産研究所(生研),システム開発研究所(シ研),機械研究所(機研),デザイン研究所(デ研)など全部で7つの研究所があった。

その後,日立の経営状況が芳しくなくなるにつれ,研究所群の整理統合が行われ,現在の3研究所体制となった。

その整理統合過程で,たとえば土浦に拠点を置いていた機械研究所は2004年にひたちなかに移転し,さらに2011年に日立研究所に吸収された。ちなみに,デザイン研究所はデザイン本部として格上げされた。

現在の研究開発体制は次のとおりである:

  • 研究開発グループ
    • 技術戦略室
    • 中央研究所
    • 日立研究所
    • 横浜研究所
    • デザイン本部

これが4月1日からは、「社会イノベーション協創統括本部」,「テクノロジーイノベーション統括本部」,「基礎研究センタ」の2統括本部・1センタ体制となる。

  • 研究開発グループ
    • 技術戦略室
    • 社会イノベーション協創統括本部
    • テクノロジーイノベーション統括本部
    • 基礎研究センタ

日立研究所はどこに行ってしまうのかというと,「テクノロジーイノベーション統括本部」に吸収される。

日立製作所の基礎研究部門は「基礎研究センタ」が担うことになるが,社外の研究機関との連携を強める方針だということだから,実際には大学や国立研究機関など,他の研究機関へのアウトソーシングになるのだろう。

日立製作所は昔から大量の研究者を大学や国立研究機関に送り込んでいる(というか日立製作所を辞めて大学や国立研究機関の教員・研究員になっている人が大量にいる)。

日立製作所が日立OBの大学教員などを活用すれば,大学・国立研究機関側は外部資金を獲得でき,日立製作所側は人件費を圧縮(国民が負担しているとも言う)して研究開発の生産性を向上できるわけで,いわばWin-winのビジネスモデルが成立する。

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2015.02.26

2019年「ホテルオークラ」がプノンペンに開業

「ホテルオークラ」が2019年にプノンペンに「オークラ プレステージ プノンペン」を開業することが発表された。

【カンボジア】2019年「ホテルオークラ」プノンペンにホテルを開業」 (グローバルニュースアジア,2015年2月12日)

ホテルオークラとシンガポール系企業「TEHO DEVELOPMENT CAMBODIA PTE LTD」とが共同で運営するという話。

「オークラ プレステージプノンペン」は、メコン川とトンレサップ川とに挟まれたChroy Changvar半島の新興開発エリア"The Bay"に建設されるという。

王宮からトンレサップ川を挟んで対岸にあるので,先月訪ねた「ソーカホテル」の近所に建つことになる。


そうそう。
ちなみに現在,絶賛建設中のプノンペンの東横イン(参考)については,5月13日オープンとの情報あり。

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2015.02.25

カンボジア2014年中間年経済調査の最終報告会

実は先日からカンボジアの首都・プノンペンに来ている。

Flag_of_cambodia_svg

今日は,カンボジア中間年経済センサス(Cambodia Inter-censal Economic Survey 2014, CIES 2014)の最終報告会があったので,出席してきた。

最終報告会には以前にも紹介した(参考チャイ・タン上級相兼計画相閣下(H.E. Mr. Chhay Than, Senior Minister, Minister of Planning)もご臨席遊ばされた。

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↑壇上にはCIESに関わる重鎮たちが勢ぞろい

Finalcies02
↑マスコミに囲まれてご機嫌のチャイ・タン上級大臣閣下


さて,肝心の経済センサスの結果だが,以下の通りである:


ストリートビジネスを除く事業所数: 513,759

人員規模別の事業所数
1人: 169,290
2人: 209,801
3人: 64,789
4人: 25,708
5人: 11,114
6人: 8,734
7人: 4,603
8人: 3,306
9人: 1,902
10~19人: 9,412
20~49人: 3,589
50~99人: 615
100~499人: 611
500~999人: 139
1000人以上: 145

女性が経営者(代表)の事業所の割合: 61%

事業所の場所:
 自宅: 74.8%
 市場: 10.6%

事業所の面積:
 10平米未満: 42.9%
 100平米以上: 9.0%


今回の中間年経済センサス(CIES)は日本の総務省統計局,統計研修所,(独)統計センター,(公財)統計情報研究開発センター,(株)日本経済研究所,国際協力機構(JICA)の支援によるもので,詳しいことを知りたい人は

カンボジア2014年中間年経済調査支援

をご覧ください。

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いつまでもあると思うな「M文庫」

学研の「M文庫」が廃止されるとのこと。

学研が「M文庫」と「歴史ムック」を廃止へ!経営資源を参考書などの教育分野にシフト」(IROIRO, 2015年2月25日)

「M文庫」と言えば歴史書や時代小説だらけで異彩を放っていた文庫なのだが,経営立て直しの一環として廃止されることになったらしい。

M文庫といえば,パウル・カレル著,松谷健二訳の独ソ戦シリーズがよかった。

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読みごたえありすぎ。

M文庫の廃止は平成27年3月31日だそうだから,今のうちに書店に走れ!

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2015.02.24

IPCCラジェンドラ・パチャウリ議長,セクハラ疑惑で辞任

ノーベル平和賞を受賞(※)したことでも知られるIPCC(気候変動に関する政府間パネル)。その議長を務めるラジェンドラ・クマル・パチャウリ博士(74)が,29歳の女性研究者に対するセクハラ疑惑で辞任に追い込まれた:

"IPCC chair Rajendra Pachauri resigns" (the guardian, 24 Feb. 2015)

この女性研究者はパチャウリ議長が所長を務めるデリーの"The Energy and Resources Institute"に勤めていたのだが,パチャウリ議長からeメールだの,ショートメッセージだの,WhatsApp messagesだのを通じてハラスメントを受けていたのだという。

現在,インド警察が調査中。

本当にハラスメントがあったのかどうかはまだ明らかではないが,パチャウリ議長がスキャンダルに巻き込まれたのは今回が初めてではない。パチャウリ議長は2010年にも利益相反の疑いで辞任に追い込まれそうになったことがある:

"Rajendra Pachauri cleared of financial misdealings" (the guardian, 26 Aug. 2010)

このときは,立場を利用した金銭の授受はなかったという結論が出て無事だった。


スキャンダルが再発しているところを見ると,パチャウリ議長個人に何か問題があるのではないかと勘繰ってしまう。パチャウリ議長を引きずりおろそうとする敵対者が存在するのかもしれないし,パチャウリ議長がそもそもトラブルメーカーなのかもしれない。


※パチャウリ議長個人がノーベル平和賞をもらったのではなく,IPCCが団体としてもらったので,そこんとこよろしく。


ラジェンドラ・パチャウリ―地球温暖化 IPCCからの警告 (NHK未来への提言)ラジェンドラ・パチャウリ―地球温暖化 IPCCからの警告 (NHK未来への提言)
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2015.02.17

秋吉台山焼き2015

先日の日曜日,秋吉台で山焼き(野焼き)をやるというので,朝早くにツマと出かけた。

秋吉台の草原,1500ヘクタールを焼くという壮大なイベント。

実は前々日,山焼きの準備作業中に火事が出て,300ヘクタールが焼けてしまった。そんな困難にもめげずに,2月15日の朝,開催されたわけである。

以下,写真をどうぞ。

Yamayaki01
↑見物客が大勢います。写真左下には地元の子供たちによる太鼓の演奏が見えます。

Yamayaki02
↑一生懸命撮影している人がいます。

Yamayaki03
↑見物客のすぐそばでも燃えています。

Yamayaki04
↑よく燃えています。

Yamayaki05
↑燃え広がっています。煙がすごい。

煙がすごかったので,見物客は皆,燻されてしまいました。


ご参考・関連商品:「山焼きだんご

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