プノンペンのソーカホテルを見物してきた
プノンペンにソーカホテル("Sokha Phnom Penh Hotel and Residence")が出来ているというので,見物に行った。
王宮から見て東北東の方向,トンレサップ川を挟んだ反対側にそれはでかでかとそびえていた。
送迎用のリムジンが馬鹿でかい。こんなのプノンペン市内を走れない。まあ,そういう安っぽい使い方はしないと思うが。
内装もご立派でなにしろ壮大な感じがする。
迦陵頻伽かアプサラかよくわからない天女らしきものがお客様を迎えてくれる。
昼飯のビュッフェが25ドル(※)もするので,パンとコーヒーだけ食べて帰った次第。
※ 25ドルあれば,TopazやLa Residenceのような高級フレンチ料理店でお昼のセットを食べておつりが出る。
ソーカホテルは,カンボジア10大タイクーン(大君)の一人,"Mr. SOKIMEX"こと,Sok Kong(ソッコン)氏の持ち物である。
SOKIMEXはカンボジア最大の石油販売企業である。また,SOKIMEXグループはアンコールワットの入場券販売業務を握っており,莫大な収入を上げている。
Sok Kong氏はあまりに偉い人なので,Oknha(オクニャ)の称号を授かっており,Mr. Oknha Sok Kongとお呼びしなくてはならない。
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