古色蒼然『岩波講座 日本歴史』
実家からいつまでも放置するなということで,大昔の『岩波講座 日本歴史』を送ってきた。
小生の祖父が全巻そろえたものの,小生がご幼少のみぎりにお亡くなりになり,残して逝ったものである。
小学生のころから高校生のころまで時折読んではいたが,実家を離れて以来,放置してきたわけである。実家では邪魔者扱い。今回,二十数年ぶりに小生の手元に戻った次第である。
ざっと眺めてみたが,1962年~1964年に発刊されただけあって,書籍の外見だけでなく,執筆陣が古色蒼然。古代編だと石母田正とか,上田正昭とか,直木孝次郎とか。中世編だと,奈良本辰也とか林屋辰三郎とか。故人も存命の方も,今や重鎮も重鎮。
執筆陣の多くはいわゆる岩波文化人で,このシリーズのあちこちで執筆している家永三郎なんか,その最たるものである。読み通せば,いわゆる「戦後史観」にどっぷり漬かることができる。
これから時々,最近の歴史学の動向と比較して紹介してみたいと思う。現在の歴史学の水準からみて生き残れる論考はどれほどあるだろうか?
ちなみに今,岩波から出ている『岩波講座 日本歴史』はこういうやつ(予約出版):
![]() | 原始・古代1 (岩波講座 日本歴史 第1巻) 大津 透 佐藤 宏之 設楽 博己 岩永 省三 仁藤 敦史 福永 伸哉 菱田 哲郎 田中 史生 田中 俊明 岩波書店 2013-11-20 売り上げランキング : 180111 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
岩波書店創業100年記念事業だそうです。
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