「こびとづかん」でおなじみの長崎出版が自己破産:急に大金を掴むとこうなる
架空の動物,「こびと」を捕まえて観察するという内容で知られている,「こびとづかん」シリーズでおなじみの長崎出版(東京・神田)が自己破産したそうである。負債総額は17億4千万円。
「『こびとづかん』の長崎出版が自己破産 売上げ急増で経営破綻」(産経ニュース,2014年9月30日)
「こびとづかん」がヒットするまでは年商1億円程度の中小出版社だったのだが,このシリーズがヒットして,2012年度には16億もの売り上げがあったとか。その後,古着屋を買収したり拡大路線を続けた結果,経営が破たんしたという。
『磯野家の謎』の大ヒット(200万部超)で大金を掴んだのち,タブロイド紙を発刊して大赤字を出すなど,経営が迷走,その後,新旧分離で経営を立て直した飛鳥新社を髣髴とさせる。そういえば飛鳥新社も神田にある。
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