この盆,バリ島に行った件
この盆はツマと一緒にバリ島で過ごした。
バリ島は今は乾季でとても過ごしやすかった。日陰に居れば涼しい風が吹き,エアコンは全くいらない。赤道からの距離を考えれば日本よりはるかに暑いはずだが,不思議なものである。
バリ島ではあちこちで観光用のバリ舞踊を見ることができる。
サヌール(多分)の方では小さな劇場でケチャックダンスを見た。
内容は「ラーマーヤナ」のショートカット版。シータ姫が魔王ラーヴァナに誘拐され,ラーマ王子がハヌマーンらの助力によりシータ姫を取り返すという話。
レストランでも舞踊をやっていることが多く,下の写真はエビ料理のレストランで撮ったもの。
バリ島に観光に来るのは日本人や欧米人だけかと思うとさにあらず。ジャワ島からも観光(つまり国内観光)に来る旅行客が大勢いると言う話。インドネシア人にとっても一大観光地なのである。ジャカルタやスラバヤのどうしようもない暑さに比べればバリ島は天国だ。
バリ島にはヒンドゥー教の寺院が多くある。特に人気があるところを2か所訪ねた。
一つはタマン・アユン寺院 (Taman Ayun Royal Temple)で世界遺産に登録されたとか。日本の寺院の塔にも似た美しい塔が立ち並んでいる。ムングウィ (Mengwi) 王国の鎮護寺として1637年に建立された。
もう一つはタナロット寺院 (Tanah Lot Temple)。
バリ島中西部の海岸にある寺院で,ここからの夕日を眺めるというのがバリ観光の定番。例にもれず,わが家も夕日を眺めに来た。
インドネシアに来るのは5,6回目だが,バリ島に来たのは今回が初めて。繰り返しになるが,ここは過ごしやすくてとても良いところだ。
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