【シンギュラリティ】6月末・7月初の騰落率は記録更新
(Photo by dhester)
半月ほど前に「【シンギュラリティ】日経の「騰落率カレンダー」雑感」(2014年6月13日)という記事で,日経平均の日付別の上昇確率が高い日を取り上げた。
日経の「騰落率カレンダー」(日経平均プロフィル)という,1949年5月16日から現在まで,日経平均の日付別の上昇確率を計算して,カレンダー形式でまとめたものがある。
6月13日付の記事を書いた時点では
- 6月30日は36勝16負0分で69.23%の上昇確率
- 翌7月1日も34勝17負0分で66.67%の上昇確率
となっていた。それが,この月末・月初にどうなったかというと,
- 2014年6月30日 15162円10銭 67円10銭高
- 2014年7月1日 15326円20銭 164円10銭高
ということで両日とも記録を更新した。
結果として
- 6月30日は37勝16負0分で69.81%の上昇確率
- 7月1日は35勝17負0分で67.31%の上昇確率
と勝率を上げたわけである。
7月1日発表の6月の全国企業短期経済観測調査(日銀短観)が好結果ではなかったにもかかわらず,思いもよらぬ好展開。
「月初1日目に大きく買いを入れる投資家が存在するというアノマリーがつとに指摘されていましたが,今月もその『アノマリー』が発生したという考え方もできそうです。」(松川行雄「一日を通じて、予想外に手放し状態の強さ」2014年7月1日,みんなの株式)という見方もあり,小生もそうかなーと思っている。6月30日に関してはいわゆる「ドレッシング買い」「お化粧買い」の可能性もあるのではないだろうか?
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