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2014.01.15

『太秦ライムライト』見た

「世界一の斬られ役」,「五万回斬られた男」,福本清三先生(70)の初主演作『太秦ライムライト』のテレビ編集版をNHK BSプレミアムシネマでやってたので見た。

福本先生演じる切られ役専門の時代劇俳優・香美山清一(かみやま・せいいち)と新人女優・伊賀さつき(山本千尋)との師弟関係を軸に,衰退しつつある時代劇の舞台裏を描いている。殺陣の稽古風景や時代劇撮影の現場が存分に見られる。大部屋俳優である香美山が売れっ子女優への道を歩む伊賀に対して敬語で接しているのがなんともいい感じ。

福本先生の渋さ・凄さは,「ラスト・サムライ」にも出演していたということでご存知の方もおられると思うので省略。

山本千尋という人はよく知らないが,眼力のある女優さんである。殺陣というか擬斗も華麗にこなしている。オフィシャルウェブを見たら,武術太極拳の達人であることがわかって納得。

萬田久子や松方弘樹といった豪華な出演者がピンポイントで重要な役を演じており,画面を引き締めてくれている。

この夏,劇場公開されるらしいので時代劇ファンはぜひ。

どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役・福本清三 (集英社文庫)どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役・福本清三 (集英社文庫)
小田 豊二 福本 清三

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『太秦ライムライト』関連情報

(1) 太秦の撮影所で台詞の無いエキストラのことを「仕出し」というが,「仕出し」の出演料などについて,この映画の脚本と演出を手がけた大野裕之氏が面白い話を書いている:

京都の「おねだん」vol. 20

(2) 切られ役・香美山清一が引退後,故郷で農業をやっているが,このあたりの話は淡路島で撮影したらしい(参考:淡路島フィルムオフィス【事務局ブログ】)。ちなみに福本清三先生の故郷,兵庫県旧城崎郡香住町は兵庫県の北部に位置する。日本海に面し,松葉ガニとズワイガニが水揚げされている。日本海と瀬戸内海とでは違うが,海に面した風景は福本先生の故郷を髣髴とさせるのかもしれない。

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