防府の毛利博物館に雪舟「四季山水図」を見に行く―まずは防府天満宮へ
せっかくの連休なので,防府の毛利博物館に雪舟筆,国宝「四季山水図(山水長巻)」を見に行くことにした。
これまでまともに防府の観光をしたことがないので,今回は,毛利博物館に行くだけでなく,防府天満宮や周防国分寺も見物することにした。
宇部から防府までは車で1時間程度の距離である。
まずは防府天満宮。
防府天満宮は菅原道真公が亡くなった翌年,延喜2年(904年)に創建されたため,日本初の天満宮として知られる。
境内にはこんな石碑も建立されている:
「扶桑菅廟最初」と刻まれている。「扶桑」とは日本のこと。「菅廟」とは菅原道真公を祭った社(やしろ)の意味である。
訪れた時はちょうど,七五三のお参りに来ている家族でにぎわっていた。
本殿・拝殿から離れた別の社殿である客殿には子猫が住み着いていた。
親猫はどこかにいるのか?
それはそうと,春風楼という楼閣に菅原道真公の故事を描いた額が奉納されていたのだが,ちょっと味わい深いというか,画力が素朴絵風というか・・・。
防府天満宮参拝ののち,参道脇の「まちの駅 うめてらす」で腹ごしらえをして,次はいよいよ毛利氏庭園の中の毛利博物館に向かう。
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