インドネシアの主要ニュースは,美人コンテスト開催地とオーストラリアの政権交代
バタバタしているせいで忘れかかっていたが,そういえば,明日からインドネシアのバンドンに出張するのだった。
インドネシアでは今,何が起こっているのだろうかとJakarta Postを見てみたが,主要ニュースは,美人コンテスト開催地とオーストラリアの政権交代だった。
まず,美人コンテスト開催地問題。
"Govt scraps Miss World event in Sentul" (Sep. 7, 2013, Jakarta Post)
インドネシアでは今,2013ミス・ワールド大会を実施中である。バリ島と西ジャワ州セントゥールが会場に選ばれていたのだが,ムスリム団体の猛抗議でセントゥールでの開催は中止となった。
インドネシアではムスリムが多数を占めるので,こういう行事の開催には細心の注意が必要。
次に,オーストラリアの政権交代の影響。
"Australia's new gov't vows to limit foreign aid" (Sep. 8, 2013, Jakarta Post)
オーストラリアでは先日政権交代があった。自由党のアボット党首が率いる野党・保守連合が労働党を破ったわけである。
インドネシアにとってオーストラリアはすぐそばにある先進国。インドネシアにとって気になるのは政権交代が与える影響である。
アボット新政権は海外支援のカットを考えているがこれが中進国インドネシアに与える影響はよくわからない。インドネシアに直接関係しそうなのは,難民問題である。
インドネシアからボロ船でオーストラリアへ亡命しようとする人々がいるというのはだいぶ前から問題になっている(参考)。この亡命希望者たちはインドネシア人ではなく,イランやイラクやアフガニスタンなど中東出身者が多かったりする。7月のロイターの記事では今年,オーストラリア領内に船で到着した難民認定希望者は1万5千人を超えているという。すでにオーストラリアのキャパシティを超えている。
で,オーストラリアはインドネシアと早急にこの問題について話し合いたいようだ。アボット率いる保守連合は,「オーストラリア政府が,インドネシア漁民からボロ船を買い取り,難民輸送業者の手に船が渡らないようにしたい」と考えているとのこと。
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