Nam phu fountain park has changed horribly: ナンプー公園がだいぶ変わってしまった。
対して立派ではなかったものの,ビエンチャン市民憩いの場だった,ナンプー公園(Namphu fountain park)がすっかり変わってしまった。
これが2009年2月の様子(2009年2月29日記事より):
これが昨年2月の工事中の様子:
そして,これが今年の様子:
噴水の周りがテーブルとレストラン(夜間に営業)に囲われてしまった。
市民に開放されていたはずのものが,よくわからないが,私物化されてレストランになっちゃったわけである。地元の人によると,タイの資本が入ったという。
もともと,ナンプー公園の周囲にはイタリアレストランのL'OperaとかフレンチのLe Cave des Chateauxが立ち並んでいて,夜ともなると,静かな公園の周りで食事を楽しめたのだが,現在は新たに出来たレストランによって,噴水との間がさえぎられてしまっている。
これもグローバル化,経済発展の結果ということである。のんびりとしたビエンチャンの風景が失われるのは残念だが,雇用が増えると思えば,仕方がないことか。
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