「山口七夕ちょうちんまつり」に行ってきた
日曜日にYCAMでラース・フォン・トリアーの『メランコリア』を見てきたわけだが,ちょうど山口市の中心街では「山口七夕ちょうちんまつり」を開催していたので,YCAMからてくてく800メートルほど歩いて見物に行ってきた。
この祭りは室町時代にこの辺りを治めていた大内盛見(おおうち・もりはる)が父母の冥福を祈るために竹笹の上に高燈籠を灯したのが始まりである・・・と公式リーフレットに書かれているが,高燈籠って笹につるせるようなモノではなかろう,と疑問に思う。
それはともかく,6時ごろから道門(商店街)のそれぞれの店先で竹笹につるした提灯のろうそくに火を灯し始め,周囲が暗くなってくるに従って,提灯の明かりが一層鮮やかになるのを見ていると,心が躍ってくる。規模も派手さも違うが,長崎のランタンフェスティバルを思い出す。
商店街からパークロードを北上し県庁の方角に進むと,山口市役所の近くに巨大な「すだれちょうちん」が掲げられていた。
写真だと分かりにくいかもしれないが,「山口」の二文字が見られる。
これはろうそくではなく,電子制御の電球で光っているらしく,周期的に赤い提灯が消えて,
こんな風に「山口」の字が浮かび上がって面白かった。
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