長崎ランタンフェスティバルに行った件
2月5日,早起きして,ツマと一緒にバスツアーで長崎のランタンフェスティバルを見に行ったわけである。
12時には長崎市内に到着したので,
孔子廟に行ったり,
オランダ坂に行ったり,
グラバー園に行ったり,
というように,まずは普通の長崎観光をしたわけである。
そして,いよいよ長崎新地中華街や浜市アーケードへと移動。
この日,雨に見舞われていたものの,中華街はすでに大賑わい:
関帝こと関羽には大量の供物が:
そして,あどけない笑顔の布袋和尚こと弥勒菩薩も:
ランタンはもっと暗くなってからの方がきれいに見えるだろう,ということで,遠方の興福寺の方を先に見ることにし,またあとで長崎新地中華街や浜市アーケードのランタンを見ることとした。
興福寺の山門にもランタンが飾ってあった。これら2体の人物は順風耳(じゅんぷうじ)と千里眼(せんりがん)と言って,ランタンフェスティバルの主役である媽祖(まそ)の従者たちである。興福寺には媽祖も祭られている。
千里眼の後ろには開法開山,隠元禅師の肖像の特大コピーが隠れていた。
興福寺を後にして,眼鏡橋経由で,再び浜市アーケードへと向かう。
眼鏡橋のまわりにもランタンが飾られていた:
眼鏡橋を渡り,川沿いを歩くと,隠元禅師のランタンが:
5時を過ぎて周囲が暗くなってくると,ランタンが点り,町がいっそう華やかになる。
浜市アーケードは昼よりもさらに多くの人出があった:
また,縁結びの神様「月下老人」が人気を集めていた:
関羽もいるし:
布袋さんもいるし:
龍馬&お龍夫妻もいる(ここだけなぜか和風):
浜市アーケードでは「豚角煮饅頭」や福砂屋の「カステラ」を購入。
そして今日の観光の最後の仕上げに中華街へと向かう。
中華街へと向かう橋の上から写したのが次の写真:
ランタンが川面に反射して華やかさが倍増している。
当日はあいにくの雨だったが,中華街は大賑わいで押し合いへし合いの大混雑。
スマホのカメラを立ち上げるのにも一苦労だったが,なんとかランタンだけは撮れた。
このあと,7時にバス乗り場に集合して,あとは一路,宇部へと戻った。
長崎を7時間も満喫できたので,バスツアーというものはコストパフォーマンスがいいなぁ,と感心した次第。
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コメント
いやあ見事ですね!
写真でも十分伝わってくるものがありますが、生で見たら異世界的雰囲気に陶然としてしまいそう。
布袋さんの後ろのカーネル・サンダースが一瞬レーニンの肖像画に見えて「ああヴラジーミル・イリイチもいるんだ、いろんなのがいて楽しそうだなあ」なんて本気で思ってしまいましたw
前回にあった「人生と運命」の影響でしょうか(私も読んでるところです)。
投稿: 拾伍谷 | 2012.02.07 03:33
布袋さんの肩越しにカーネル・サンダースが見えること,小生も気づいていましたが,レーニンに似ているとまでは思いませんでした。中沢新一『はじまりのレーニン』ですね(゚ー゚)
「人生と運命」を読んでおられるとは。あれは重いので出張のおともにできないのが残念。
投稿: fukunan | 2012.02.07 23:20
バスツアーってテンション上がりますよね



早起きも苦にならないですよね。
ランタンフェスタ、こんな感じなのですね。
冬のお祭りもいいですね
投稿: おじゃまします | 2012.02.25 01:28
バスツアーは小生にとっては早起きが難ですが,一日の中で沢山遊べるので,非常にコストパフォーマンスが良く,トータルで言えば大満足です。
長崎は情緒があっていいですね。
投稿: fukunan | 2012.02.27 00:41