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2011.08.16

各国経済の対外依存度は?

聯合ニュースの「韓国経済の対外依存度、金融危機時の水準に迫る 」(2011年8月14日)という記事が話題になっている。この記事の「対外依存度」というのは輸出依存度(GDPに対する輸出額の割合)と輸入依存度(GDPに対する輸入額の割合)の合計のことだと思う。

統計局ホームページの「世界の統計 第9章 貿易」を見ると,主要国の2005~2009年の輸出依存度と輸入依存度とが公開されている。そのデータを使って2009年の各国経済の対外依存度をグラフ化してみた。計算方式が違うので聯合ニュースの値(韓国銀行の計算値)とは違う。

Importexportgdp

ASEAN諸国のうち,タイやマレーシアはGDPに対して輸出入額が大きく,対外依存度は韓国よりも遥かに大きい。ここには示していないが,貿易立国シンガポールなどは輸出152%+輸入138%=290%で,さらに対外依存度が大きい。

聯合ニュースの記事では「対外依存度の高まりは,対外的な不安要因に対するぜい弱性の拡大を示す」と述べているが,脆弱なのは韓国だけではないとも思われる。

ただし,いわゆる先進国およびBRICsと比べると韓国の対外依存度が突出しているのは確かである。国内市場規模が小さい国(韓国のGDPは東京都とほぼ同程度:参考)は世界経済に翻弄されざるを得ないわけである。

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