ナマケモノを見てきた件(秋吉台サファリランド)
せっかくの連休なので,秋吉台サファリランドに行ってきた。この連休中はナマケモノを屋外で見られる,というのが一番の売りらしい。
宇部から国道490号を北上し,途中で県道28号に入った。
絵堂のあたりまではスムースに走れたものの,秋吉台サファリランドの3キロ手前からは大渋滞。県外ナンバーばかり。わざわざ遠方からサファリランドに来たようである。
大渋滞を我慢してなんとかサファリランドに入場。
初心者なのでよく知らなかったんだけど,サファリランドって自家用車のまま入るんですな。園内には動物の解説用立て看板があるわけではないので,音声ガイド(借料450円)を借りておいて正解だった。
草食動物ゾーンに入ってびっくりしたのが,アジアスイギュウ。
2匹並んでいるのだが,まるでお尻にも頭がついているように見えた。ドリトル先生の珍獣「オシツオサレツ(Pushmi-pullyu)」みたいである。
ハタリバレーというエリアにはライオンが居る。猛獣ゾーンは危険地帯なので,降車・窓開けは厳禁である。
ライオンたちは昼間はぐったり寝ているのだが,なめてはいけない。昔,どっかのサファリパークで,猛獣に襲われた事故があったはず。
ドルガーレイクというのは,トラのエリアである。ドルガー(ドゥルガー)というのはシヴァ神の妃でトラに乗っている戦闘の女神である。
さて,どんな脅威が待ち受けているかと思ったら,やっぱりトラたちは寝ていた。
ドルガーレイクを抜けると,猛獣エリアは終了し,あとは動物ふれあい広場である。ようやく,目的のナマケモノに会える。
秋吉台サファリランドにいるのはメスのフタユビナマケモノである。名は「エコ」という。気温が20度を超え,紫外線がそれほどきつくない,この季節,屋外で30分ほど遊ぶことが許されているらしい。
ナマケモノというわりには動きが早く,桜の木に登って新しい葉を食べたり,地上に降りてきたりした。
下の写真ではナマケモノがお座りをしている。これは実は排便の時の様子である。
ナマケモノが飼育小屋に帰った後は,草食動物などに餌やりをして過ごした。
ここでは,羊だけでなく,ラマやポニーやカンガルーやエミューにも餌やりができる。餌やり後はちゃんと手洗いができるので衛生上も安心。
連休はどこかに行かないと落ち着かないものである。サファリランドに行って,ようやく,自分も充実したGWを過ごした気になった。
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コメント
私は5日間外に出てません。
本日(8日)も外出しない予定なので連続6日間外気に触れてないです。
でも全く平気なんですよね。
ただ会話と言うものをしてないし、昼夜逆の生活なので9日から社会復帰できるかどうかちょっと心配ですが・・・。
ナマケモノって結構流動的な体型ですね。
ちなみに本物の怠け者の私もこんな感じのなりです。
投稿: おじゃまします | 2011.05.08 02:53
小生は2日程度なら敷地内から出ないことがざらにありますが,さすがに6日間となると,麻疹にかかって以来,無いような気がします。
サファリランドで見たフタユビナマケモノはミツユビナマケモノ(今日,NHKの「ダーウィンが来た」で出てた)よりも敏捷で獰猛だそうです。
投稿: fukunan | 2011.05.09 00:20