【ラオス】今年もThat Damを見てきた
ヴィエンチャン滞在中は必ず様子をうかがいに行くのが,タート・ダム(That Dam)=黒い塔である。
あいかわらず閑散としている。
完全に放置されているかというとそうでもなく,一応,信仰心の篤いラオス人によって花がささげてあったりする。
この塔の由来は良く分かっていないが,Lonely Planetによれば,ランナー朝~ランサーン朝初期に建てられたのだろうと言われている。
また,かつては金に覆われていていたが,1828年,シャムによる侵攻の際にそれらの金は持ち去られ,現在の黒い塔となったのだと言われている。
また,他には,この塔は7つの頭を持つ竜のすみかで,その竜は1828年のシャム侵攻の際にヴィエンチャン市民を守ったとかなんとかいう,黄金の塔の伝説と全然関係ない伝説もある。
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