【鳥の歌今は絶え】宇部市の常盤公園でハクチョウなど400羽殺処分
とうとう来てしまったと思った。
先日6日に常盤公園で死んだ野鳥のキンクロハジロから鳥インフルエンザの陽性反応が出た。
そのときいやな予感がしたのだが,今日9日,さらに常盤公園のコクチョウから鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。
これを受け,宇部市はハクチョウなど400羽の殺処分を決定した。今この時間にも処分が進められているはずである。やむを得ないとはいえ,ゾッとする話だ。
ハクチョウは常盤公園のシンボル。宇部市のマンホールのデザインにもなっている。ときわ公園のページ(2011年2月9日現在)にはこのように書かれている:
ときわ公園のシンボルになっているハクチョウ。広大な常盤湖には現在5種400羽以上が飼われており、これだけの数のハクチョウが飼育されているのは国内でも例がありません。またここで生まれ育ったハクチョウは全国各地の多数の公園などに提供されています。
常盤公園には何度も足を運んだ。普段は余り気にも留めていなかったが,ここにいたオオハクチョウ,コハクチョウ,コブハクチョウ,コクチョウ,クロエリハクチョウ等々の鳥たちは今夜にも一掃され,もう二度と見られない。飼育員の人々の無念さはいかほどのものか。
◆ ◆ ◆
常盤公園と言えば,モモイロペリカンたちも有名である。以前から本ブログ上で何度も紹介してきた:
(2008年5月6日記事「現在のカッタ君」より)
(2010年1月20日「勤め先にペリカンが来た件」より)
ペリカン一族にも鳥インフル禍が広がらなければよいのだが・・・。
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