旅路の果て
ここ数年、年末年始は大旅行である。宇部を出て静岡の実家(小生)と栃木の実家(ツマ)に行くからである。今回は小生の親父の要請により,福岡空港からFDA(フジ・ドリーム・エアライン)の飛行機で富士山静岡空港に行くことになった。
宇部を12月30日に出て福岡に一泊,12月31日午前10時45分にFDAの飛行機で静岡に向かった。
このピンク色の飛行機(エンブラエル製)が小生らの乗った機体である↓。
携帯のカメラなのであまりはっきり見えないと思うが,これが静岡空港に着いたときの様子↓。
静岡到着後は牧之原市(旧榛原郡榛原町)近辺に住む親せきの家を回り,その後,静岡市清水区(旧清水市)の実家へ。1月2日まで実家で過ごした。実家の庭からは富士山が見える↓。
1月2日には早くもUターンラッシュが始まった。そんな状態もものとはせず,静岡から新幹線で東京に向かい,その後,栃木の(ツマの)実家へ。ツマの実家には一晩泊まり,翌1月3日には東京へ。東京で一晩過ごした後,1月4日には東京駅付近をうろつき,オアゾの松丸本舗で以下の本を購入した。
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最後に挙げた本の著者,松田道弘はボードゲームやトランプマジックに関する本をたくさん書いている人。小学生のころに買った『松田道弘 遊びの本2 ボード・ゲーム』(筑摩書房,1981年)は何度も繰り返し読んでいる本である。当時はラタックだのモノポリだの,ボードゲームが欲しくてしょうがなかったが,手に入らなかった。上掲の『将棋とチェスの話』は岩波ジュニア新書の本で,本来は中高生向きなのだが,そんな風には見えないクオリティである。
オアゾと言えば,JAXAの情報センター"JAXA i"があったところであるが,そこは2010年12月28日に閉鎖された。現在ではこのような状況:
オアゾの1階では「浅井三姉妹が生きた戦国衣装展」とかいう展示があった。打掛もあったのだが,小生がじっくり見たのは甲冑類である。下のは手前が秀吉,その奥が石田三成のものである。じつはどちらも好きじゃない武将だが。
1月4日の晩にはANAで羽田から宇部に戻った。これで,年末年始の大旅行は終了。
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コメント
ご自宅から富士山ですか、スバラシイですね。
なんだか天下を取れそうな気がします
投稿: おじゃまします | 2011.01.12 23:14
高校卒業まで毎日飽きるほど富士を見ていたせいで,この年になっても感慨が浅いのが問題です。
投稿: fukunan | 2011.01.13 11:57