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2011.01.12

【ルノー機密漏洩事件】「カフカの『審判』の世界にいる気分だ」渦中の幹部,フィガロ紙に語る

電気自動車の機密がルノーから中国企業に漏れたとされる事件に関して,渦中の幹部の一人,Bertrand Rochette(ベルトラン・ロシェット)氏はフィガロ紙のインタビューに答えた:
J'ai l'impression d'etre dans "Le Proces" de Kafka ... (2011年1月11日,Le Figaro, By Christopher Cornevin)

インタビュー内容の要約をしてみたが,ロシェット氏の主張によると,ロシェット氏は電気自動車には関係しておらず,外部との接触機会もなく,海外口座も持っていないということである。じゃあなんで解雇されるの?という謎が残る。


【インタビュー内容要約】

ロシェット氏は,インタビューの初めに「カフカの『審判』の世界にいる気分だ」「22年間もルノーに心と体をささげていたのに」と語った。

「海外に口座があるのか?」との質問に対し,氏は「スイスにもリヒテンシュタインにもパナマにもどこにも口座なんて持っていない。機密情報を漏らすようなことはしていない」と答えた。

ルノーでの役割についてロシェット氏は「私は第一線の自動車設計に携わっているが,車体にせよエンジンにせよ,深い技術的なことは専門外だ。そしてそもそも電気自動車には関わっていない」と述べ,また「Michel Balthazard(ミシェル・バルタザール)氏は私の上司なので知っているが,Matthieu Tenenbaum(マチュー・テネンバウム)氏についてはほとんど知らない」と述べた。

さらに外部との接触については「私はギュイヤンクールの技術センターに詰めていてほとんど外部との接触がない。旅行もほとんどしない。サムスンの子会社の視察のため韓国に行ったことはあるが,なんら秘密はない。」と答えた。

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